2021.09.16
雨続きで降水現象がなくても蒸しますね。 こんな天候の時は、洗濯物も乾かないし気持ちもどんよりしてしまいます。 そんな中でも楽しみはちゃんとあります。 雨上がりのタイミング、ちょっとした晴れ間ができたら、太陽を背に時間を止めてみてください。 なぜって、虹がみられるかもしれないから。
水、太陽の光、人間の眼。
https://twitter.com/arakencloud/からの引用
虹が見える条件は、3つあります。
大気中にふくまれている雨滴が、プリズムの役割をして、太陽光が、水の粒の中で屈折や反射をして、虹色を映し出してくれます。雨が止みそうな時は、特に水の粒が多く含まれるので見やすいのです。 太陽光には可視光線のほか、赤外線、紫外線も含まれていて、地上に届く太陽光は、可視光線と赤外線がほとんどで、紫外線は数パーセントです。その可視光線が、細かく分類されて、赤橙黄緑青藍紫という七色になって空に浮かんで見えるのが虹です。
photo by Aoki Kyo
人間の網膜に刺激を与えて、色として感じさせている光が「可視光線」、赤色の波長よりも長い波長をもつ光を「赤外線」、紫色の波長よりも短い波長の光を「紫外線」と呼んでいます。光の波長によって総称が異なるだけで、全て“電磁波”です。漢字の意味をたどれば、理学的な波長までみえてきます。 赤外線は目にはみえないですが、熱として感じることができます。寒い冬に日向ぼっこで、身体を温めたり、洗濯物が乾くのは、この赤外線のおかげです。
https://twitter.com/arakencloud/からの引用
秋雨の時期は、太陽光のパワー不足でもしかしたら、虹に出会えるチャンスが低いかもですが「あー、今日はまた夏に戻ったな」という日の夕方に夕立があったら出会える確率が高いです! ぜひ、夕焼けを背に東側の空を見つめる時間をもってみてください。 私は、虹をみたら「きれいだなあ」と思うこともありますが、“ああ、色が見える特別な目をありがとう♪” とも思います。犬や猫には、七色の虹が見えないから。
気象予報士・保育士・3児のママ。「空をみあげるお母さんを増やそう」を合言葉に活動。子育てに役立つお天気講座を開催。イベント出展や自然エネルギーの啓発、普及に携わる等、活動は多岐に渡る。
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