地域エネルギー国際会議2017に参加!
読みもの|9.26 Tue

地域エネルギー国際会議2017

 みなさんこんにちは!「エンヤー」と元気に民謡を歌う、ジョシエネLABOメンバーの永峯恵です。9月7~8日、長野県の信州大学で開催されていた「地域再生可能エネルギー国際会議2017(ICLEI)」に参加してきました!ICLEI(イクレイ)とは、持続可能な社会の実現を目指す1,500以上の自治体で構成された国際ネットワークです。そんな、世界中の自然エネルギー関係者が集まる国際会議ですが、8回目を迎える今年の開催地は、なんと初のアジアである長野県です!
 国際会議では長野県をはじめとした先進自治体の取り組み、太陽光発電の今後など、豪華な登壇者から貴重なノウハウが多数、共有されていて、とても参考になりました。日本では福岡県みやま市や神奈川県小田原市など、日本各地に自治体が関与した地域エネルギー会社がたくさん生まれています。ドイツなどではその地域エネルギー会社が地域に雇用を産み、事業の収益を交通インフラや子育てなどに投資していく循環が生まれているのですね。熱などの省エネで効率よくエネルギーを使う視点での報告がたくさんありました。
地域エネルギー国際会議2017
世界のみなさんを招いたレセプションは、あの善光寺の前で、江戸時代から続く「藤屋御本陣」にて開催。重厚感あるすごい入り口。
地域エネルギー国際会議2017
準備中の様子パチリ。
地域エネルギー国際会議2017
「藤屋御本陣」のレセプションパーティー会場にて、約150名の再エネ有識者が集まり大変盛り上がっていました。
地域エネルギー国際会議2017

 みんな電力、ジョシエネラボのアピールとともに、「エネルギー民謡長野バージョン」を世界のみなさんに披露させていただきました。披露後は多くの方に声をかけていただき、また2次会ではたくさんの自然エネルギー関係者と名刺交換させていただきました。

 2日目は昨日の各セッションのまとめるとともに、国内外11の自治体首長による「再生可能エネルギー100%地域を目指して」のセッションが開催され、最後は長野県中島副知事により、自治体、企業、団体がみんなで参加して、再生可能エネルギー100%を実現する「長野宣言」が読み上げられました。長野宣言では「再生可能エネルギーを活用して直面する課題を乗り越え、住民の暮らしを守り、地域経済を活発にする」と強調されていました。

 早速、様々なところで記事になっていますね。

●再生エネ100%地域目指す 「長野宣言」を承認
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170909/KT170908ATI090009000.php

●長野宣言を採択、再生エネ国際会議が閉幕
https://www.nikkei.com/article/DGXLZO20931500Y7A900C1L31000/

 世田谷区のとあるイベント会場にてエネルギー民謡を披露させていただいたことがきっかけで環境省の方からご縁をいただき、今回の貴重なイベントに参加させていただきました。民謡という日本文化を通じて、国際交流させていただき光栄です。次は、英語を勉強して、「エネルギー民謡英語バージョン」を海外で披露します!お楽しみに!

<ライター紹介>
永峯恵(ながみね・めぐみ)
ジョシエネLABO立ち上げメンバー。元エネドル太陽光担当の民謡アイドル。「あったか福島観光交流大使」として福島県の観光PR活動も行っている。 現在は「環境新聞」ジョシエネLABOリレーコラムを担当。またエネルギー民謡により全国に自然エネルギーの大切さを広めている。

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