市民電力を学ぶ デンマーク&ドイツスタディツアー
読みもの|9.1 Tue


デンマーク・ロラン島 水素の学習施設

デンマーク

2014年6月に参加した「市民電力と農業と地域づくりを学ぶデンマーク&ドイツスタディツアー」。
デンマークのロラン島にある施設「H2インタラクション」を訪れました。

ここは水素の活用など、自然エネルギーについてゲーム仕立てで子供も楽しく学べる学習施設です。

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世界初の水素コミュニティ

施設の目玉は「水素コミュニティ」。
世界初のプロジェクトとして最近までロラン島で実証実験が行われていた、[各家庭で電力を水素として貯蔵する]システムです。

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その仕組みは、余った自然エネルギーで水を電気分解し、発生した水素をタンクに貯蔵。各家庭で必要な時にこれを燃焼させ、電気と暖房用の温水を取り出すことができるというものです。
島内の使用電力の5倍を風力発電で生み出すロラン島ならではの、エネルギーを無駄なく利用しようとする工夫が凝らされていると感じました。

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子供の頃から自然エネルギーの活用を楽しく身近に感じられる施設、そして地域に則したこのようなシステムが日本にも普及したら嬉しいですね(*^-^*)

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