サンライズ探偵~瀬戸内海 弓削島【電気駆動船編】
潜入調査
【瀬戸内海 弓削島 ~電気駆動船~ 編】
影の総裁から緊急指令!瀬戸内海に浮かぶ島「弓削島」で電気だけで動く船「電気駆動船」を調査せよとのこと。なんでも博士による公開講座が開かれる模様!広島の三原港から高速船に乗り込みいざ弓削島へ!
あいにくの雨…台風が接近中…少し不安だが・・・無事到着! (港に近づくと船の中では「瀬戸の花嫁」が流れる。)
公開講座は「国立弓削商船高等専門学校」で行われる。研究の指揮を取っている木村隆則 博士が現れた!
ごあいさつの後、今回の講座について説明。なんでも、雨で航行はできないとのこと・・・なのにライフジャケット着用??
しかし乗船はできるようだ。
おっ!電気駆動船を発見!
【電気駆動船の仕組は】
太陽光パネルからインバーターに直流電気を送り電力を変換して、
バッテリーに貯める。バッテリーの電気でモーターを回すというものだ。
バッテリーはコスト面から鉛蓄電池だそうだ。
航行は10ノットで1時間走れると言っていた…
やはり、要となるのはバッテリーのようだ!
高価なリチウム電池に変えた場合、16.5ノットの速度が出せ6時間以上走れるという!
ただし、リチウム電池には問題が・・・
過去にリチウム電池の
ソーラーボートの爆発炎上事故が起こったことから
規制が厳しくなり、よっぽどの基準を通らないと使えないらしい・・・
ところで気になるソーラーパネルだが、
予算がないので中国製のパネル1枚3千円程度ものを取り付けたらいいが、
結構いい性能がでてるようだ!
最初はちょっとマズイかなと思ったらしい。
充電時間はコンセントを刺せば別だが、太陽光で充電すると4日~5日かかるみたい…
そして、何といってもこれは車ではない!水の上を走る船なのだ!
小型船舶で重要なのが「滑走」である。このように船首を浮かせて
水の抵抗を少なくして走ると速度も出て燃費も抑えられる
しかし電気駆動船はバッテリーを積んでるため船が重くなり、滑走するのが遅くなる
う~ん、問題はいろいろあるようだ…
これらを踏まえて高性能の電気駆動船を作るとしたら
・リチウム電池・自動車用の電子モーター(50kw)・速度制御のインバーター(電子チョッパー)
・高性能 磁石モーター(中国が外に出したくないという強力なモーター磁石を使って直流モーターで回す凄いモーター)
締めて予算は、おおよそ2千万!・・・う~ん
おっ!雨がひどくなってきた…屋外講義はここまで、
室内へ移動し講義の続きを聞くことに…
【次回予告】
彼らの本当の目的が明らかに!
電気駆動船はBIGプロジェクトの序章にすぎなかった!?
【瀬戸内海 弓削島 ~潮流発電~ 編】 お楽しみに♪