おひるねみかんジュース【白ラベル】12本セット
¥4500
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いまや大人気!小田原のブランドジュース

先に言っておきます。ホテルの朝食で出てくる”オレンジ”ジュースではありません。「みかん」ジュースです。相模湾の潮風と太陽を燦燦と浴びる急斜面で自然児のように育った日本のみかん。収獲時期の1~3月の間に搾られ、出荷を待っていた、何も足さない、何も引かない「おひるねみかんジュース」は、その優しい安心安全なおいしさが評価され、JR東日本の四季島や有名ホテルグループ星のリゾートなど、感度の高いところに採用されています。 

もともと、なんで “おひるね” みかんジュースなのかというお話、ここが大事なのでぜひお付き合いください。神奈川県西部は、昔は県内随一のみかんの産地でした。有名な童謡「みかんの花咲く丘」も東海道線の車窓から見た小田原のみかん畑(山)を題材に作られたそうです。

 おひるねみかんジュースの生みの親、小山田大和さんは、毎日眺めている景色から、だんだんとみかん色が消えていき、耕作放棄地が拡大していることを知ります。鳥獣害の被害や海岸線の減少など、環境問題を考えるうちに、まずは目の前の曽我山をなんとかしなくてはと、まったくの畑違いだった農業を始めます。

そして、持続的なみかん栽培のために何ができるか…を考えて誕生したのが「おひるねみかんジュース」です。耕作放棄=お休みしていた畑、だから、おひるねみかん、なのです。

おいしくなければ伝わらないから

ジュースの味を左右するのはみかんそのもののおいしさであることは言わずもがな。そしてもうひとつは加工の仕方も重要です。製造元である湯河原町のやまげんさんは、果樹園を経営する農家さんでもあるため、果物自体が一番おいしい状態を知っている。だからジュースの味が違う、と小山田さんは語ります。搾りたての生搾りジュースの香りと風味を殺菌・充填段階でどれだけ保てるかにこだわる製法が、おひるねみかんジュースのおいしさにつながっています。

白ラベル黒ラベルの意味

敏感な方はもうお気づきのはず。白ラベルと黒ラベル、2種類あるの?と。そうです。白ラベルは、フードロス対策と耕作放棄防止のために周辺みかん農家から通常より高く買い取ったみかんのジュース。おひるねみかんジュースの普及版です。黒ラベルは、小山田さんが作っている農薬不使用のみかんのジュースで、年間数千本しか作れません。農薬不使用ということは、急傾斜地での地道な人力作業が必要。真夏の草刈りを想像しただけでも頭が下がります。収穫量が限られる分、当然少し価格も高いのですが、一年の苦労を考えると納得です。

黒ラベル12本セットはこちらから⇒https://www.shop.tadori.jp/products/56

あえて選ぶことがメッセージになる

実際、おひるねみかんジュースは1万5000坪の耕作放棄地を蘇らせることに貢献し、みかんジュースというカテゴリーを定着させました。地域活性化は周辺地区にも広がっています。私たちは、いま草刈りには行けないけど、選ぶことで応援することはできる。そこから始めてみませんか。

大人だけでなく子供たちにもこのおいしさを伝えたい。贈り物にもおすすめです。

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記事を作った人たち

タドリスト
古谷尚子
神奈川県出身、鎌倉在住。某出版社に33年、編集者としてカリスマ美容家IKKOさんの書籍をベストセラーに。カラスミから器まで、なんでも自分で作ってみたい症候群。
photographer
Shinsuke Matsukawa
出版社の写真部に在籍後、英国、香港、バンコクに居住しホテルや食、ファッションの撮影で海外取材を中心に活動。現在は日本をベースに雑誌や広告で活躍するフリーランス。