怒りのコントロール!?今話題のアンガーマネジメント講座参加レポ
怒りのコントロール!?今話題のアンガーマネジメント講座参加レポ|まおさんちのエコ育と省エネ実践ノート
ジョシエネイベントは子連れOKが多いので勉強したいママさんがいっぱい!
先日私たちジョシエネLABOのイベントで、ママに嬉しい子連れOKのワンコイン講座が開催されました。内容は、今話題の「アンガーマネジメント」です。わたしは短気な性格のせいで子育てがうまく行かないことが多くかなり悩んでいたので、わらにもすがる思いで参加することにしました。
今回は世田谷区弦巻のママとベビー・キッズのためのサロンSunnyさんとの共同イベントだそうで、赤ちゃんや小さな子ども連れのママ達もたくさん来場していました。わたしも大量のお菓子とおもちゃを持って3歳間近の娘を連れていきました。
アンガーマネジメントとは「怒りのコントロール」とも言われます。よくアンガーマネジメントを学ぶことで「怒らなくなる」と誤解されたりしていますが、決して怒らなくなるわけではなく、怒る必要のあるときには上手に怒ることができ、怒る必要のないことは怒らなくて済むこと、言い換えると、無駄に怒って他人や自分、モノを傷つけ、自己嫌悪に陥ったりあとで後悔することがなくなるのだそうです。早くそうなりたい・・・。
講座では、怒りという感情がどういったものなのか学び、無駄な怒りを起こさずにすむにはどうしたらいいのかを先生が教えてくださいました。
怒りっぽい人がやってはいけないことのルールの一つに「反射的に怒らないこと」があります。ママ友が短気なご主人のことを「瞬間湯沸かし器」と言っていました。まさにそれが「反射」です。怒りのピークは6秒と言われ、カッとしてもそれを我慢すれば感情的に怒らずに済みます。6秒をやり過ごすためにどんなことをしたらいいのか、先生からも様々なアイディアをいただきました。瞬間湯沸かし器のわたしはそれらはまだ実践できていませんが、今のところ「ちょっ!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」とつい癖で声を荒げてしまいそうなところをなんとか「あー」でごまかして、6秒やりきると感情的に怒ることはなくなってきました。怒りっぽい人にしか理解してもらえないかもしれませんが、これでも大成長です。
それから、怒りは「こうあるべき」という自分の理想枠からはみ出るようなことが起きたときにも現れます。例えば、時間は守るべき、これは常識で当たり前のことですが、人によって、具体的に何分までなら許せる範囲か?と聞かれるとそれぞれ違いますよね。自分の基準は「こうあるべき」の全てではないということをしっかり頭に置いて、自分が怒らず許容できる範囲を広げるようにしていきましょう。
夫も親も、自分の子どもだって所詮は他人です。仮に家族に嫌なところ、直してほしいところがあったとしても、他人を変えるのは不可能に近いので自分が考えや行動を変えた方がぐっと怒りを回避できます。怒りにつながった出来事を精査して、自分が行動や状況を変えることで怒らずに済むことなのか、それとも天気や渋滞のような自分ではどうしようもないことなのかを仕分けすることも無駄な怒りを減らすポイントだそうです。
講師の島田真由美(しまだ・まゆみ)さん
講師の島田先生にお話を伺ったところ、先生は自分が怒ってしまった時には「アンガーログ」という記録をつけて、怒りやすくなってしまう状況について調べてみたんだそうです。先生は金曜や夕方、疲れが出てくる時に怒りやすくなっていると気付き、なるべく怒りにつながる第一次感情(疲れた、嫌だ、辛い、痛いなど)が起きないよう、早起きして家事を済ませ、夜は子どもと一緒に早寝する生活をしたところ、怒ることがぐんと減ったそうです。
実はこれまで本やインターネットを使って独学でアンガーマネジメントを勉強していたのですが、一時的にしか活かすことができず、誰でもうまくできるわけじゃないのかなと勝手に諦めていました。でも先生の実体験を聞き自分の状況に置き換え、どうしたら怒らずに済むのかを講座で学んだポイントの中から探って実践に活かしたことで、大きな成果を得ることができました。あれもこれも、と習った全てを実践するのではなく、まずは一つずつじっくりと行っていくのがいいのかもしれません。
ところでこういったイベントを運営しているジョシエネLABOって何者?と気になった方もおられると思います。ジョシエネLABOは2015年より「女子から女史へ」をモットーに、環境やエネルギー、社会貢献などを学びアクションを起こしたい女性のためのプラットホームとして発足しました。定期的に勉強会を開いていたり、参加者が自ら講座を企画したり、わたしのようにコラムを執筆していたり、活動の仕方は様々です。
わたしはママ向けの講座やイベントを企画して、もっとママの輪を広げていきたいと思っているので、興味のあるお仲間募集しています。もちろんママじゃなくても大歓迎です。Facebookページやメールマガジンからイベント開催のスケジュールなどがチェックできますので、ぜひいいねやメルマガ登録お願いいたします!
ライター紹介
吉田茉央(よしだ・まお)
ライターやモデルとして活動している家庭の省エネエキスパート・診断級の資格を持つ一児のママ。ジョシエネラボ立ち上げメンバーの1人。元エネドル省エネ担当。
https://tadori.jp/note/about_joshiene/
環境問題、自然エネルギー、SDGsなどをテーマにお話し会や講座企画、子ども向けワークショップ、情報発信をするコミュニティです。コラボのお誘い、企画メンバーなど随時募集しています。講師のご紹介もしています。
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