生活から「無駄」をなくしていこう!詰め替え用ボトルで減プラ
読みもの|4.7 Tue

生活から「無駄」をなくしていこう!詰め替え用ボトルで減プラ|まおさんちのエコ育と省エネ実践ノート

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すっかり詰め替え用ボトルにハマったのでこれから順次変えていきます・・・!

 新型ウィルスの影響で、マスクだけでなくトイレットペーパーなどの日用品が品薄になったり、お菓子や米など比較的長持ちするような食料品までもが売り場からごそっとなくなってしまったり、人々の混乱はなかなか落ち着かないのかなといった印象を受ける毎日です。
 最近シャンプーなどの日用品がなくなってしまい買いに行ったのですが、びっくりするほど棚に商品がなく、詰め替え用がなんとか残っている、といった状況でした。中国の工場が生産停止したなどそういった影響だったのかもしれませんが、子どもの肌質にあうシャンプーを探し続けるシャンプー難民だった私は、最近ずっと色々な商品の本体を購入していたため、地味にショックを受けました。

おうちプラ削減へのはじめの一歩!プラスチックボトルを買い続けるのをやめよう

 いつもパッケージのデザインなども含めて自分で選んで購入するのを楽しみにしていた子どもを説得し、詰め替え用を買って容器に移して使ってみることにしました。詰め替え用をぶら下げてそのまま使うパターンなどもずっと気になっていたので考えましたが、まずは子どもが使いやすいようポンプタイプを買ってみることにしました。100円ショップには詰め替え用を袋ごと入れて使える容器もあるんですね!毎回洗うのが面倒でこういった商品を使わずにいた私はワクワクしながら100円ショップめぐりをはじめました。

 タイミングが悪かったのかダイソーには詰め替え用ボトルは1つもなく・・・。キャンドゥには大きめサイズとスリムな標準タイプが2~3種類置いてありました。セリアには10種類くらいのボトルがあるではありませんか!似たような形のものも多かったのですが、おうちの収納スペースによって底が真四角のものから長方形のスリムタイプ、円形のものまで様々で選びやすいなという印象を受けました。

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実際に子どもにポンプを押してみてもらい、使いやすそうなものを選びました。ついでに私も大容量タイプをお試し!

 詰め替え用ボトルに変えてよかったことは、ずっと同じパッケージなのでシャンプーとトリートメントを間違えなくなったこと。また、子どもも好きなキャラクターのシールなどを貼ることでよりお風呂タイムを楽しんでくれるようになりました。CMや店頭でねだられるキャラクターのついたシャンプーに興味を持たなくなったのもありがたいです(笑)

 また詰め替え用ボトルにしたことでインテリアが一気におしゃれになった気がします。調子にのって家中のものを詰め替え用ボトルに変える春休みを過ごしてみました。ボディソープ、ハンドソープ、食器用洗剤・・・プラスチック容器のものはなるべく業務用の詰め替えなどを買ってみました。今後は捨てるプラスチックの量が減るので、きっと地球に優しいはずです。

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袋ごと詰め替えができるタイプは容器の上部がこのように開きます。高さに合わせてハサミで切るとしまいやすいですよ♪

 2019年の日経新聞の記事によると、エシカルな側面と値段的にお得な面が相まって、実際に詰め替え用の売上が増加しているそうです。とはいえ詰め替え用も何度も買っていては結局ゴミを減らすことにはつながらないので、なるべく大容量のものを買うなどすることが少しはエコになりそうです。

社会のプラスチック廃止の動き

 Amazonがオリジナル商品のパッケージをなるべくシンプルにする動きを見せています。思わず「こういうの、ずっと待ってました!」と叫んでしまったのはラベルなしのペットボトル。ラベルありのペットボトルもミシン目などが入って取りやすくはなっていますが、アレを取るのは家族の中でいつも私の仕事・・・。地味に面倒な作業だったんですよね。

 以前紙ストローの記事でも紹介しましたが、海洋プラスチック問題の影響で各社は少しずつ企業努力をしてプラスチックを減らしているようです。よく見ないと気付けなかったのですが、キットカットも紙梱包に変わっていたり・・・!マクドナルドもおもちゃを回収してトレイにリサイクルしていたりしますね。近所のスーパーは何件か、今年の4月1日からレジ袋の無料配布を取りやめるというポスターをドアに貼っていました。

 世界におけるプラスチック問題の対策として、レジ袋の有料化やストローの他プラスチック食器の廃止などすでに当たり前の動きとなってきていて、日本は一歩出遅れている感がある、というのが正直なところです。ちなみに先程紹介したキットカットの会社ネスレやマクドナルドは、2025年までに顧客包装容器を100%リサイクル・リユース可能なものへと変える宣言をしています。アディダスは海洋から収集された再生プラスチックによる靴の製造を開始、2018年の時点で100万足販売しているそうです。なんだかこうした企業の活動を知ると、商品を見る目が変わりませんか?

 今回詰め替え用ボトルを買っていますが、今後のごみの量としては少しは削減できるはず!ペットボトル製品を買わずに済むよう水筒を持ち歩くなどの他、身近なものから少しずつプラスチックをやめていこうと思います。そして先ほどご紹介した環境に取り組む企業の動向も細かくチェックしていきたいです♪

【参考】
・家庭にも脱プラの波 ストロー12%減 詰め替え用洗剤9%増  _日本経済新聞
https://limia.jp/idea/78693/
・プラスチックを取り巻く国内外の状況 平成30年8月 環境省資料
https://twitter.com/MPD_bousai

ライター紹介

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吉田茉央(よしだ・まお)
ライターやモデルとして活動している家庭の省エネエキスパート・診断級の資格を持つ一児のママ。ジョシエネラボ立ち上げメンバーの1人。元エネドル省エネ担当。

ジョシエネラボとは
https://tadori.jp/note/about_joshiene/
環境問題、自然エネルギー、SDGsなどをテーマにお話し会や講座企画、子ども向けワークショップ、情報発信をするコミュニティです。コラボのお誘い、企画メンバーなど随時募集しています。講師のご紹介もしています。
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