「solamaki」ウェアを、リー・ペリーさんに届ける| ENECT プラチナム連載 Vol.8
ペリーさんに「solamakiウェア」を!
スタジオ焼失と共に、素晴らしいウェアの数々が燃えてしまったというリー・ペリーさん。
緊急事態に、「まったく新しい時代のステージ衣装をペリーさんに」と、ウェアのデザインは、みんな電力で「次世代エネルギー事業部」所属の竹蓋優貴さんが手掛けてくださいました。
そもそも同部署の目的は日本、世界に散らばるエネルギーの最先端技術を世に広めること。今回ウェアに使用した「solamaki」自体、次世代エネルギーであり、同時に「誰でも発電できる=パーソナル・エネルギー」でもあります。部署では他に、NEDOのベランダ・ソーラーを1年間の共同研究の末かたちにしたという確固たる実績を持ちつつ、現在はさらに、名工大の梅野名誉教授(現・中部大客員教授)と共に、カーボン太陽電池の研究をすすめているとのこと。
竹蓋さんに、「solamakiウェア」(仮)開発の苦労話を聞きました。
「ソーラーシート製の服は初めてつくりました。これまでもソーラー・リュックは存在し、それこそsolamakiもあり、『身につけるもので、もっと何とかできることはないか』と考えてはいました」
やはり、一朝一夕でできたものではないようです。
「ペリーさんのファッションをネットで調べて、『色々なものを身に付けている』のが印象的でした。そこで課題は、『どうsolamakiをペリーさん仕様にするか』ということでした。
solamakiはまずソーラーとして斬新で、モノとしてのインパクトがあります。それを前後左右に『バンッ』と見せる。あとは飾りとして、腕と胸のところに、廃棄するソーラー・シートをファッションとして再生させました。『廃材の再利用』というコンセプトと服として実用性を両立させながら、洗濯のことまで考えました。『長く使って欲しい』という気持ちがあるので、そういったこだわりが細部に施してあります」
「実際に着ることができる」実用性と、実際に、しかも世界一のスピードで充電ができるという実用性まで兼ね備えているのがsolamakiウェア。
「5時間太陽に当てれば、携帯1台をフル充電できます。つまり、これを着て晴れた日に1日外を歩けば、携帯4台の充電が可能です。
今後も例えば、きゃりーぱみゅぱみゅさんやPerfumeさんをはじめとした、ファッション性の高い著名人に着てもらえればと思っています。夢は、小林幸子さんのステージ衣装にしていただけたら嬉しいですね。
私は母がファッション専門学校の出で、小さい頃の洋服はすべて母の手づくりでした。因みに、自分自身も小中学校では家庭科の成績は1番でした。ですから、『伝説的なアーティストのウェアをつくる』という今回のお題にもうろたえずに、『なんとかできる』と思うことはできました。
そして実際にできてきた時、想定以上にペリーさんに似合うものになった手応えがありました。後にジャマイカ現地から送られてきた、ウェアを実際に着てくださっている姿を見た時は、自然にガッツポーズが出ました」
▼solamakiウェアを着た途端、ソーラー・エネルギーに目醒めてくださったかのようなリー・ペリーさんの動画はコチラ▼
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