おうちにあるもので!子どもと楽しめるクリスマス工作
読みもの|12.5 Tue

おうちにあるもので!子どもと楽しめるクリスマス工作|まおさんちのエコ育と省エネ実践ノート

 そろそろクリスマスツリーやオーナメントなど、お部屋の中にクリスマスアイテムを設置しているお宅が多いのではないでしょうか。わが家でも子どもがもうすぐ3歳になるので、そろそろ大きめのクリスマスツリーを購入してみようかと考えています。個人差はありますが、このくらいの歳になるとハサミやのりの扱いも上手になり、私も娘と一緒に手芸や工作を少しずつ楽しめるようになってきました。そこで今回は2歳半~3歳頃から親子で楽しめるクリスマスツリーの飾りやリースなど、自宅にあるものを材料に使ったエコ工作をご紹介します。

クリスマスの飾り付けはいつから?

 日本ではハロウィン当日頃からもうクリスマスのグッズが販売され始めて売り場で「早すぎない!?」なんて声も聞こえます。クリスマスはキリスト教の行事で、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間をアドベントと言います。本場ではこの期間に飾り付けをするようです。具体的には11月30日の「聖アンドレの日」に一番近い日曜日からクリスマスイブまでがアドベントなんだそうです。アドベントカレンダーが最近流行っているようで気になっていたのですが、アドベントってこのことかぁと私も勉強になっちゃいました!

古本でクリスマスツリー作り

 押し入れに眠っている本があったら思いきってツリーにしてみませんか?下の画像の通り三角に折り込み、もう一度ページ真ん中に向かって三角に折り込みます。これをひたすら繰り返していくだけ。
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 雑誌や絵本でもなんでもかまいません。今回は緑のページのものを使ったのでそのままですが、カラースプレーで緑や白に塗るのもおしゃれです。
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 私は自宅にあったお菓子の空き箱の上に乗せて割り箸で固定し、自分の髪留めを上に乗せてリボンをまきつけてみました。子どもの好きなシールやボタンを貼り付けてもらっても可愛いですよ。テーブルサイズのツリーですが存在感は十分。100円ショップでLED電球を買ってきて巻き付けるのも良さそう。想像が膨らむツリーです。

割り箸でクリスマスリース作り

 自宅にあった長年使っていない割り箸をゴムで固定し、星形を作ります。五角形よりも六角形の方が円形に飾りやすいかなと思い、今回はこの形にしましたが、三角だってなんだっていいので子どもが好きな形にしてみましょう。
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 あとはグルーガンで好きな飾りを選んでつけていくだけ。大したアイディアが思い浮かばなかったので素直に100円ショップで造花を買ってきました。お店で好きな花を選ぶ時からとても楽しそうで、この割り箸の上に好きなように置いてみてと伝えたらかなり集中して取り組んでくれました。(時間があれば古布などで造花をつくると更にエコになりそう!)
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 なんとなく置いてもらっただけでもとってもおしゃれで親子で大興奮!センスあるじゃないと親バカぶりを発揮しながら今回は私がグルーガンで固定。割り箸が隠れるように歯を少し追加しましたが、ほぼ娘の作品なのでいい思い出になりそうです。
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 最後にとっておいたお菓子か何かについてたリボンを結びつけて壁に飾れば完成です。どうですか?娘も大満足なようです。

ペットボトルや牛乳パックでオーナメント作り

 ペットボトルや牛乳パックを型紙にして、表面にフェルトやマスキングテープ、可愛い紙袋や折り紙など、好きな素材を貼り付ければ強度のあるオーナメントが作れます。
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 はさみで自由に切ってもらい、それを土台に好きな形のオーナメントを作るのもありですね。わが家では牛乳パックに線を書いて、それに沿って切ってもらいました。はさみのいい練習になりそうです。クリスマスツリーの飾り付けをした記憶がないのでどんな飾りがあるのかわからず、ネットで調べてそれっぽい形を作ってみました。子どもと一緒に作る飾りは毎年変化があって、思い出にもなって楽しい時間になりそうです。
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クリスマスツリーと環境問題

 クリスマスにも意識してほしい環境問題があります。例えば包装紙。クリスマスプレゼントの過剰包装はなるべく控え、再生紙を使用した包装紙で包んでくれるお店を利用するようにしましょう。子どもがもらったプレゼントの包装紙もなるべく綺麗に保存して子どもとの工作や包装に再利用するといいでしょう。
 また、販売されているクリスマスツリーは多くが本物の木です。シーズンが終わり売れ残れば捨てられてしまうこともしばしば。毎年このために多くの木が切られていることを考えると、買うのをためらってしまいます・・・。そんな問題を解決するべく、ここ数年世界各国でレンタルサービスが運営されているんだそうです。
 たとえばフランスでは、クリスマスツリーを鉢で届けて貸し出してくれる「Treezmas」というサービスがあります。木を切っているわけではないので自然にかえすこともできるし、レンタルなので家庭でもシーズンオフ中の収納や管理といった煩わしさから解放されてとっても素敵なシステムですよね。サイズは4種類、価格は80ドルから148ドル程だそうです。店舗でツリーを購入するのとさほど変わらないのも魅力的ですね。日本でもDMMが1ヶ月3000円台からレンタルサービスを行っていたり、IKEAは返却すると購入代金が返ってくるという面白いサービスをしているそうです。そんなサービスがあるなんて知らなかったので、この記事を書くことにして良かったー!得した気分です(笑)。早速IKEAを覗いてみたいと思いました。

 作ってみたいアイテムはありましたか?どれも1日かからず簡単にできるので、ぜひお子さんと一緒に作ってみてくださいね。

【参考】
・環境破壊を止めるクリスマスツリーレンタルサービス「Treezmas」
http://social-design-net.com/archives/18193
・レンタル・クリスマスツリーで、エコ・クリスマス
http://www.nygreenfashion.com/html/news/20101207.html

ライター紹介

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吉田茉央(よしだ・まお)
ライターやモデルとして活動している家庭の省エネエキスパート・診断級の資格を持つ一児のママ。ジョシエネラボ立ち上げメンバーの1人。元エネドル省エネ担当。

ジョシエネラボとは
https://tadori.jp/note/about_joshiene/
環境問題、自然エネルギー、SDGsなどをテーマにお話し会や講座企画、子ども向けワークショップ、情報発信をするコミュニティです。コラボのお誘い、企画メンバーなど随時募集しています。講師のご紹介もしています。
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