部屋干しのコツから湿気取り!梅雨を乗りきるママのためのエコ知恵袋
部屋干しのコツから湿気取り!梅雨を乗りきるママのためのエコ知恵袋|まおさんちのエコ育と省エネ実践ノート
最近の傘は安くて可愛いので複数本買ってしまいます・・・反省。
ジメジメムシムシとした、いや~な季節、梅雨がやってきました。6月の記事ということで、梅雨ならではの簡単エコ対策を紹介しちゃいます。
梅雨はどうしても外に洗濯物を干せる日が減るので、乾燥機や部屋干しに頼りがちですよね。乾燥機を使用する際は、洗濯時の脱水時間を通常よりも長めにすると乾燥機の使用時間が短縮できます。また、乾燥の時に乾いたバスタオルを一枚一緒に入れると早く乾きますので試してみてくださいね。
部屋干しはよく、嫌なにおいが・・・と洗剤のCMで流れていますが、乾くまでに時間がかかるほど嫌なにおいが発生しやすくなるので、少しでも早く乾かすことが梅雨時の部屋干しの重要ポイントです。本来はためた衣服を一度にまとめて洗濯した方がエコですが、部屋干しの場合は洗濯物同士が重ならないようになるべく隙間を空けて干し、早く乾かさなくてはならないので、こまめに洗濯機を回すのがこの時期の洗濯のコツです。
エアコンの前で部屋干しができるハンガーを使い風に当てて乾かしたり、扇風機を置くのもおすすめ。それから、干した場所の真下に新聞紙を広げておくと湿気を吸ってくれて早く乾くそうなので、わたしも試してみたいと思っています!
容器に重曹とリボンや造花で飾り付けをするとインテリアとしても可愛いです。
梅雨の時期に気になるのが部屋の湿気。定番の湿気取りグッズが売っていますが、おうちにあるものでも簡単に湿気対策ができちゃうんです。それは、以前お掃除などの万能エコアイテムとして紹介した「重曹」。使い終わったジャムの瓶など空き容器に重曹を入れ、湿気がたまりやすい低い場所に置きます。
重曹は消臭効果もあるので、湿気とにおいの気になる下駄箱などはぜひとも使っていただきたい場所です。ここにお気に入りのアロマオイルを数滴垂らせば癒やしアイテムにもなっちゃいますよ。重曹が水分を吸って固まると吸湿効果がなくなりますが、そのままお掃除に使えます。
重曹などのアイテムを使わなくても、換気をこまめにすることを意識しておくだけでも効果はあります。晴れた日にはなるべく窓を開けて換気をしたり、天気にかかわらずキッチンなど水気の多い場所はこまめに引き出しや扉を開けましょう。
お掃除に使うお酢は穀物酢やホワイトビネガーなどがおすすめ。
この時期に発生しやすいのがカビ。繁殖するとアレルギーや肺炎などの原因になることも多く、こまめに掃除したいところです。ここで役立つのはお酢です。おすすめはお砂糖などが入っていない穀物酢やホワイトビネガー。お酢を水で3~10倍程度にお好みで希釈したものをスプレー容器に入れます。お掃除に使っても数時間経てばお酢の匂いは消えますが、気になる方はここにアロマオイルなどを入れてもいいと思います。私は家に常備しているハッカ油を数滴入れて使っています。
このスプレーをカビの気になるところに吹きかけてから、すぐに上から重曹を振りかけ、ゴム手袋をした指や古い歯ブラシなどですり込みます。最後にもう一度スプレーをかけて3~4時間そのままにしておき、再度歯ブラシなどでこすってカビを落とします。出来たばかりのカビならこれで簡単に綺麗になります。カビが生えていない場合でも、お風呂から出る時にお酢のスプレーを吹きかけてから上がれば、カビができにくいお風呂場が簡単にできあがりますよ。
お酢はシンクや蛇口の水跡や石けん汚れ、また、トイレのアンモニア臭にも効果てきめん。雑菌の繁殖も防いでくれて、カビ対策に限らず水回りのお掃除には必須アイテムだったんです!あら、そういえば洗濯にも使うと消臭効果や柔軟剤効果もあるんでしたね。お酢が何にでも役立ちすぎてまだまだフル活用しきれていません・・・エコの道はまだまだ長いです。
どうしようもない頑固なカビのときは専用のカビ取り剤で瞬殺しますが、普段のケアにはお酢を使ったスプレーがあれば、トイレ用・お風呂用・キッチン用などとたくさんの洗剤を用意しなくて済むので物が溢れず便利です!掃除用なのであまり使用期限は気にしていませんが、2週間程度という声をきいたことがあります。いろいろなところに使えるのであっという間になくなりますが、作るときは少しずつ作るのがいいかもしれませんね。
ハサミで切らないと取れないのかなと思っていたら簡単に分解できました!
出先で雨に降られて慌ててコンビニなどで買うビニール傘、おうちにたくさんありませんか?風にあおられるとすぐにひっくり返って壊れてしまうんですよね。ちょうどこの記事を書いている最中に、お気に入りだった可愛いビニール傘が暴風雨に壊されてしまったので、傘の生地部分の再利用法を考えてみました。
ビニール傘でなく布地の傘であれば、撥水加工がされているのでマイバッグやランドセルカバーなど、外に持ち歩くものにおすすめです。また、ペットがいるご家庭ではレインコートを作ってあげるのもいいでしょう。ビニール傘の場合は自転車のカゴカバーとして再利用したり、子どもの小さな自転車のカバーに使うのも良さそうですね。今回壊れたのが猫柄の透明なビニール生地だったので、ちょうど絵の具で汚れたスモックを入れる袋が欲しかったのを思い出し、小さめの袋を作って娘にプレゼントしました。ビニール傘はこれまで壊れたらそのまま捨てていましたが、ちゃんと考えればいろいろな使い方ができますね。これからは少しでも使える方法を考えていきたいと感じました。
梅雨の面白?エコアイディア、いかがだったでしょうか?実践できそうなものはぜひぜひ試してみてくださいね!
【参考】
・お風呂のカビ取りもナチュラルクリーニング [家事] All About
https://allabout.co.jp/gm/gc/65886/
・掃除洗濯に大活躍!お酢の殺菌力でカビ対策 [一人暮らし] All About
https://allabout.co.jp/gm/gc/72126/
・エコわざ相談室_マイ大阪ガス
https://services.osakagas.co.jp/portalc/contents-2/pc/ecowaza/
ライター紹介
吉田茉央(よしだ・まお)
ライターやモデルとして活動している家庭の省エネエキスパート・診断級の資格を持つ一児のママ。ジョシエネラボ立ち上げメンバーの1人。元エネドル省エネ担当。
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