無印良品でリサイクルできるものをタドル!
知っていましたか?無印良品では自社ブランドの衣服や空ボトルなどを回収しているんです。商品によっては買い物に使えるポイントがもらえるマイルをゲットでき、エコかつお得に買い物できます。どんなものがリサイクル可能なのか、無印良品で回収している商品を辿っていきます!
目次
無印良品でリサイクルできるものは?
無印良品で回収しているものは、大きく分けて次の3種類です。
・布製品
・コスメなどの空ボトル
・保冷剤
回収方法は店舗により異なりますが、レジでスタッフの方に直接渡すか、専用の回収ボックスに入れるだけです。衣料品や空ボトルは回収ボックスがあることも多いですが、保冷剤の回収ボックスはないので、スタッフの方に渡しましょう。
無印良品の回収プログラムでは、回収したものがどのようにリサイクルされていくかを開示しています。つまり、自分の持っていったものがどんな商品へと変わるのかがわかります。これまでなんとなくリサイクル活動をしていた方も、はっきり目的意識を持ってリサイクルに取り組めるようになりますよ。
布製品のリサイクル
無印良品では服だけでなく、タオルなどの布製品を回収しています。
対象商品:
無印良品の衣料品全般(下着・靴下を除く)・タオル・シーツ・カバー類
※靴、バッグなど金属やゴムを含む製品は回収対象外
対象店舗:
全国の無印良品
回収された布製品は、「リユース」または「リサイクル」されて、再び無印良品の商品に生まれ変わります。
手を加えれば着られるものは、日本国内で染め直して新たな商品として店頭に並びます。また着られないものは、服の原料などへと再活用されます。
また、回収時の注意点は次のとおりです。
・お店に持っていく前に必ず洗濯すること
・他社製品は回収不可
リサイクルに協力するともらえるマイルとは?
布製品の回収に協力すると、「MUJI passport 1,000マイル」がもらえます。マイルは直接買い物で割引サービスが受けられるものではありませんが、たくさん貯めると買い物で使える「MUJIショッピングポイント」がもらえるサービスです。(※MUJIマイルサービス 参照)
着られなくなった子ども服や使い古したタオルなど、自分にとって不要なものを持っていっただけでお買い物に使えるポイントがもらえるなんて嬉しいですね!なお、マイルの付与は何点持っていっても1日に1回なので注意が必要です。
空きボトルのリサイクル
無印良品で回収している空きボトルは、スキンケアアイテムや水の容器です。
対象商品:
①無印良品で販売している化粧水・乳液・導入化粧液、全シリーズの空ボトル
(対象サイズ:150ml・200ml・400ml)
②自分で詰める水のボトル
対象店舗:
全国の無印良品(Café&Meal MUJI、IDÉEは除く)
回収したボトルは、ポリエステル原料にリサイクルされます。プラスチックごみを削減し、石油由来原料の有効活用につながります。
また、回収時の注意点は次のとおりです。
・ボトルはキャップを外し、洗浄して持っていくこと
・化粧水・乳液・導入化粧液は中蓋を外す
保冷剤のリサイクル
保冷剤は対応店舗が限定されますが、無印良品以外でもらった保冷剤も回収しています。
対象商品:
保冷剤(袋状のソフトタイプのみ)
※無印良品以外の保冷剤も回収可
対象店舗:
冷凍食品、チルドスイーツの取り扱いがある店舗
(一部実施していないお店もありますので、詳しくはお店に直接お問い合わせください)
保冷剤は回収したあと、洗浄・殺菌後に凍結して、冷凍食品のお持ち帰り用に再利用されます。
また、回収時の注意点は次のとおりです。
・保冷剤は洗浄・解凍して持っていくこと
・穴があいているもの、よごれ、においがあるものは回収不可
・袋状の不織布タイプ、ブロック状のハードタイプは回収不可
無印のシェアバッグが万能!
買い物にエコバッグを持参するのはもはや当たり前になりましたが、無印良品では紙のバッグを無料で配布しています。また、紙袋に入り切らないものについては1枚150円のデポジット(預り金)で「シェアバッグ」を購入できます。再生ポリプロピレン製で軽くて水にも強く、サイズも大きいのでたっぷり入ります!またお店にバッグを返せば150円もどってくるので、たくさん買い物しても安心です。
このシェアバッグは使い勝手がいいので、お買い物だけでなく、お部屋の収納・ランドリーバッグ・保育園のお昼寝布団入れなど、さまざまなシーンで活躍でき、返却せずにおうちで活用している方も多いんだとか。試しに一番小さなサイズを購入しましたが、ヨガマットが入るほどの横幅で、引き出しや収納ケースを買ったときに便利そうです。
サイズは3種類です。
小(約W73×H52×D20)
中(約W93×H65×D17)
大(約W95×H77×D17)
なんと、大サイズは一人用のクッションソファが入るほどの大きさ!レジの横に実物が展示されている店舗が多いので、お買い物の際にぜひチェックしてみてください。
近年では自社ブランドの衣料品を回収するお店が増えてきていますが、無印良品の布製品のリサイクルは、循環型社会形成への貢献を目的として2010年より開始されました。その後もリユースアイテムの開発や、保冷剤の回収など新たな発展を遂げています。わたし達も積極的にリユース・リサイクルのできる商品を選んでいきたいですね。
参考URL
https://ryohin-keikaku.jp/sustainability/activities/recycle/
https://www.muji.net/mt/contact/shop_info/033247.html