ちょっとこだわって、もっといい!TADORiおすすめギフト選びのポイントをご紹介
読みもの|12.15 Wed

これからクリスマス、年末年始と、近しい人にプレゼントを渡す機会が増える季節。最近は、環境や社会への配慮を重視したストーリー志向のギフトへの需要が高まっているともいわれています。

そこで、今回は、サステナブルなギフトを選ぶためのチェックポイントに加えて、サステナブルな取り組みをしているブランドや商品をご紹介します!

目次

長く使えるものを選ぶ

素材・縫製にこだわっている

贈り物に洋服や身に着けるものを考えている方も多いのではないでしょうか?洋服を長く使うためにはまず素材が大事。リネンやコットンは他の素材に比べて、洗濯しても型崩れしにくく、毛玉などもできにくいため、長く使えると言われています。

縫製の丁寧さも、洋服の持ちに大きく影響します。商品を購入するときに、縫い目が細かく揃っているか、ほつれなどがないかチェックするのも大切です。

また、素材そのものの丈夫さや縫製の丁寧さももちろん大事ですが、素材が肌に触れた時の心地よさも着続けるための重要なポイント。100%天然素材で作られたものは、肌にも優しく、敏感肌な方や、お子様にもおすすめです。

リペアサービスがある:Converse

長く使うためには、お直しができるかも見逃せません。壊れてしまっても、リペアサービスがついている商品であれば、捨てずに使い続けることができます。

靴ブランドのコンバースでは、2021年にリペアサービスを始めることを発表。普通に修理すると、ブランドロゴの入ったパーツなどは再現できなかったりしますが、コンバースオリジナルのソールパーツやヒールラベルを使用するため、シューズのオリジナリティが失われません。

編集室撮影。TADORi編集室でもコンバース愛用者が!自分へのギフトにもぴったりですね。

お直ししながら、長く楽しむ、そんなチョイスができるブランドを選んでみるのもいいかもしれません。

(参照:https://converse.co.jp/repair/

リサイクル素材から作られている/リサイクル可能製品から作られている:PLAGLA

リサイクル素材から作られている製品の購入も、モノを廃棄せず、素材を循環させることで長く使うことができるチョイスと言えます。

例えば、メガネブランドのPLAGLAでは、廃棄ペットボトルをリサイクルして作られたメガネフレーム+生分解性のグラスから作られたメガネを販売しています。短いスパンで廃棄されてしまう運命にあるペットボトルを、半永久的に使用できるメガネフレームにすることで、循環と廃棄削減に取り組んでいるブランドです。

環境負荷をかけない、人権に配慮した取り組みをしているブランドや企業の商品を選ぶ

認証マークがある:SHIGETA

商品選びの際に、参考にできるチェックポイントの1つとして、認証マークの有無が上げられます。

例えば、オーガニック認証は、化学肥料や農薬を使わずに原材料を調達している商品を見分けられるので、農地の荒廃や農地の周辺の動植物への悪影響を最小限に留めている商品を選ぶことにつながります。

老舗オーガニックコスメブランドとして人気のSHIGETAの商品にも、認証マークがついています。

編集室撮影。裏面にはECOCERTとCOSMOS NATURALの認証マークが。

こちらは、COSMOS naturalの認証マーク。自然由来のものを使っているだけでなく、製品に使われるすべての成分、原料は環境に悪影響を与えない生分解性のものにこの認証マークが与えられます。

SHIGETAの「グレースガーデン ハンドキット」。ハンドクリーム、ネイルオイル、ハンドウォッシュと寒いときにかさつきがちな手のケアにおすすめ。

パッケージもかわいらしくて、素敵ですよね。コスメが好きな方にはぴったりのギフトになるのではないでしょうか。もちろん、自分へのプレゼントにもどうぞ!

また、フェアトレード認証があるものを選べば、生産者の人権や、その周辺の環境配慮をしている商品ということになります。
そのほかにもさまざまな認証マークがあります。商品選びの際には、ぜひチェックしてみてくださいね。

RE100に加入している

特に、環境問題に取り組んでいる商品を見分けるために、会社の指針をもとに商品選びをしていく方法もあります。

例えば、RE100(企業が自らの事業の使用電力を100%再エネで賄うことを目指す国際的なイニシアティブ)に参画している企業の商品を選べば、脱炭素に取り組んでいる企業を応援することにもつながります。

RE100参画企業はこちらから→https://www.there100.org/

▼RE100についてもっと詳しく知りたい方はこちら▼

社会貢献活動へのサポートができる

売り上げの一部が森林を守る取り組みに寄付される:cofl by 4℃

サステナブルなマテリアルを使ったジュエリーを開発、販売しているcofl by 4℃。空輸で大量に排出されるCO2を減らすために、国内製造にこだわるなど、あらゆる面での環境への配慮に取り組んでいます。

売上の1%を音楽家・坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体「more trees」へと寄付し、その寄付金は1000円で1本相当の植林活動へと活用され、ジュエリーを購入するだけで、環境配慮や環境保全への取り組みの支援もできます。

画像はイメージです。

(参考:https://www.fdcp.co.jp/4c-jewelry/special/coflby4c )

ポイントをためると、カカオ農家さんへの支援ができる:People Tree フェアトレード&オーガニックチョコレート

People Treeのフェアトレード&オーガニックチョコレートは、包み紙に記載しているQRコードから1点購入につき1カカオポイントためることができ、10カカオポイントためると、1ドルがカカオ農家さんに寄付されます。(つまり、10点購入すれば、1ドルがカカオ農家さんに寄付されるということ。)

フェアトレード&オーガニックなので、環境にも人にも優しい。加えて、生産者さんへの支援もできるという食べ終わった後も、とことん優しいチョコレートです。

画像撮影・作成:TADORi編集室
TADORi編集室メンバーもPeople Treeのチョコの大ファン。かわいいパッケージの裏に、熱い想いが書かれています。ちょっとしたプレゼントにちょうどいいサイズなのも魅力。筆者はザクロチョコ(画像、左、ピンクのパッケージ)がおすすめです。

(参照:カカオポイント | フェアトレード・チョコ | オーガニックコットン・フェアトレード製品通販サイトのピープルツリー

まとめ

いかがだったでしょうか?大切な人に気持ちを伝えるためのギフト、ちょっとこだわって選んでみると、渡した後の会話も弾むかも!?ぜひ、楽しんで選んでみてくださいね。

#お買いもの #アップサイクル #オーガニック #再エネ #持続可能な社会
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記事を作った人たち

タドリスト
廣瀬あかね
横浜出身、東京在住。国際教養大学在籍中。メンタルヘルスの医療化と新自由主義の影響について研究中。好きなことは読書、お絵かき、誰かと話すこと。最近は相席食堂にはまっています。