プログラミング学習の導入にも!幼児とパソコンで楽しめる環境教育
読みもの|1.7 Tue

プログラミング学習の導入にも!幼児とパソコンで楽しめる環境教育|まおさんちのエコ育と省エネ実践ノート

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定期的にコンテンツを利用すると、子どもの成長を感じることもできます

 子どもが冬休みに入り毎日家にいると、仕事も家事もはかどらない今日この頃・・・。お出かけもいいけれど、寒い日に一緒におうちで楽しめる環境教育の一つとして、もうすぐ5歳になる娘にパソコンを貸し出してみました。これが親子共に楽しめて大正解だったので、もっともっとママさんたちに広めたく記事にすることにしました。

環境省の幼児向けコンテンツがアツい!

 数年前から目をつけていた環境省の「ECO学習ライブラリー」。子ども向けだけではなく「幼児向け」と表記されたコンテンツもあり、早くから環境教育をしたいと考えていた私にはぴったりの内容でした。ただ、パソコンやスマートフォンを早くから子どもに与えたくなかったので少し時期を見ていましたが、年中も後半となりタブレット端末のおもちゃに興味を持ったりYoutubeなどの動画コンテンツも使うようになってきたので、いよいよ試してみることにしました。
 内容はクイズやイラストの中から動物を探し当てるもの、物語のように親と話しながら読み進めるものなど様々です。親が一緒に操作してあげれば、字が読めない子やお話ができないくらいの小さな子でも遊べるコンテンツも用意されています。

ECO学習ライブラリー
環境省の「ECO学習ライブラリー」はスマホアプリやパソコンから使うことができます

子どもに使わせるのは、タブレット?スマホ?パソコン?

 これはあくまで周囲のお子さんや自分の子どもを育ててみての持論なんですが、親のスマホを日常から使わせるとどこでも貸してとせがまれたり勝手に使われたりするので、親子共用のタブレット端末があるとこういった教育だけでなく普段の世話にも使えるかなと感じています。
 今回私がパソコンで操作させたのは、タブレット端末だと自然と猫背になって顔が画面に近づいてしまうのが気になっていて、パソコンであれば机で正しい姿勢で使え、いつでも貸し出せる状況にはないということ、ゆくゆく小学校で使うことになった時にタブレット端末よりも使い方にコツがいるので慣れておいてもいいだろうということなどから、パソコンでやってみることにしました。

パソコン操作をするなら何歳くらいから?

 まず、パソコンを使うのならマウスがうまく使えないと難しいです。親が操作してあげようとしても、この年頃の子どもは自分でやりたがるので、触らせてもらえなかったりうまく使いこなせないと癇癪を起こしてしまう子もいます。個人差があるので年齢ははっきりとは言えませんが、おもちゃのパソコンのマウスよりも少しの動きでカーソルが移動するので、塗り絵をはみ出さずに塗ることができるようになってきた月齢あたりがおすすめでしょう。
 

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ひらがなを読めるようになっていれば、一人でもしばらく集中して遊んでくれるので助かります!

子どもの反応や効果のあった声がけなど

 「ECO学習ライブラリー」を体験してみて、娘が一番楽しかったのは「つちのなかにはなにがいる?」と「はぐクンとみずのぼうけん」だそう。
 「つちのなかにはなにがいる?」は、宝探しのように土の中の生き物を楽しく探しだすことで、自然に親しめるコンテンツです。クリックすると音が出て画像が現れるしかけは、もっと小さな子どもでも楽しいと感じそうです。セミの幼虫が土の中で眠っていることから、「セミさんは夏にたくさん見たよね。今ごろは土の中に赤ちゃんが眠っているんだね」など、やっと四季の違いがわかるようになった娘に季節感を感じてもらうことができました。
 「はぐクンとみずのぼうけん」は、左右に広く動く街並みの画像の中で地球の形のはぐクンをクリックすると画像に関連したお話をしてくれます。お水を大切に使わないと街並みがどのように変わってしまうのか、絵で見ると娘も実感がわいたようで、茶色くなった水やごみであふれた街が、大人が見てもかなり衝撃的でした。「あれ、山から流れてきたお水がどんどん茶色くなってるね。どうしてかな?汚いお水やゴミがあふれてどんどん汚くなってるね・・・海ではおさかなさんがたくさん病気になっちゃってる!」と絵の説明をすると、娘も危機感を持ったようで、「綺麗に使わないとだめだよね!」と自分なりに考えてくれていました。

小学生以上の子どもへのコンテンツはどう?

 環境省のサイトには「こども環境省」というサイトが用意され、キャラクターやイラストでわかりやすく環境白書や環境省の仕事のことなどが書かれています。低学年でもわかる内容もありますので、夏休みの宿題などで調べてみるのもいいかもしれません。

 スマートフォンやタブレット端末に比べてパソコンは依存性も低く、画面も大きいので一緒に楽しむことができました。これを機に一緒にパソコンを使う習慣をつくっていこうかと思います。ぜひ皆さんも、子どもの世話に疲れた時にでも気軽に試してみてくださいね(笑)

【参考】
・環境省_ECO学習ライブラリー
https://www.eeel.go.jp/
・環境省_こども環境省
http://www.env.go.jp/kids/

ライター紹介

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吉田茉央(よしだ・まお)
ライターやモデルとして活動している家庭の省エネエキスパート・診断級の資格を持つ一児のママ。ジョシエネラボ立ち上げメンバーの1人。元エネドル省エネ担当。

ジョシエネラボとは
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