環境新聞 × ジョシエネラボ コラム
かんきょう女子の活動報告書

小さなおうちにソーラーパネルをつけて、子どもたちとミニスマートタウンを作りたい！と思いながら作った試作品１号

エコあそび研究家、はじめました！
ー自然エネルギーを学べる工作キット作りに挑戦ー

　環境問題、自然エネルギー、SDGsなどをテーマに講座企画、ワークショップ、情報発信をするコミュニティ「ジョシエネラボ」の上田マリノです。先月まではママメンバーによる季節から感じるエコなことをテーマに発信していましたが、今月からはジョシエネラボがハブとなり、積極的に環境活動をしている女性６名が各々の活動や想いをレポートしていく企画をお送りします。新型コロナウイルスの影響もあり、過去の活動報告になる場合もありますがご了承ください。どの報告も次世代につながる素晴らしいものになると思っています。
　まず私の活動を報告させていただきます。私は皆さまをエコの世界へご案内する「環境ナビゲーター」と名乗り、今まで講演やイベント出演、執筆などの活動をしてきました。子育てをするようになってからは思うようにできないことも多いのですが、今は娘も3歳半になりだいぶ手が掛からなくなってきたため、今年は新しく始めたことがあります。それは「エコあそび研究家」です。
　SDGsをテーマとした一昨年のコラムにも、環境問題へ対する子どもたちの興味を促すのは大人たちの務めだという意見を書きましたが、「エコあそび」を通じてその想いを表現したいと考えています。具体的には、地球環境や自然環境をテーマに扱っているおもちゃ、ゲーム、漫画、映画、絵本、工作などの情報収集をしたり、オリジナルのワークショップ開発やワークブック制作をしています。
　今年に入ってから自然エネルギーを学べる工作キットを作ろうとしているのですが、キット用の部品だけでなかなかのお値段…（汗）工作の楽しさや環境問題の学びを削がずに、いかに価格を抑えるかが今の課題です。また市販の工作キットは4年生以上が対象のものばかりですが、私は低学年から学べる内容で作りたいと思っています。
　10年以上関わってきたエコのこととはいえ、新しい挑戦は知らないことばかりです。アドバイスありましたらぜひ教えてください！

環境ナビゲーター　上田マリノ
https://twitter.com/marino519

環境新聞 2020年5月20日号より転載
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