かんきょう女子の活動報告書:イルカたちのために、美しい海を大切にしたい
読みもの|8.26 Wed

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環境新聞 × ジョシエネラボ コラム
かんきょう女子の活動報告書
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小学校のサマースクール。イルカのクイズをして、海の環境について考えます

イルカたちのために、美しい海を大切にしたい
ー町に住むからこそ、海を想ってごみを減らすー

 幼い頃からイルカがだいすき。「イルカたちのために、何かしたい」という気持ちを軸に育った相良菜央です。一人でごみ拾いを始めたのは、6歳、小学生にあがった時。学校では新聞係になり、地球温暖化や絶滅危惧種を皆に知らせようと学級新聞に書いたりする子でした。全ては、「イルカたちのために」。自然豊かな美しい地球を大切にしたい、と強く思い続けてきました。
 今は、大学生の頃から十数年ボランティアを続けてきたアイサーチ・ジャパン(国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター)の3代目代表。イルカ・クジラの生態を伝え、海の環境問題や自然の大切さを伝える活動に励んでいます。子ども向け「海辺の環境学習教室」を開催する他、鯨類の専門家を招いた大人向けレクチャーの実施、ビーチクリーンなどアクティビティを通した普及啓発活動、情報発信するフリーペーパーの発行などを行っています。
 皆さんは、イルカ・クジラにどんなイメージをお持ちでしょうか?可愛い、大きい、等々あることでしょう。彼らは「実は◯◯!」という部分があったり、何とも興味深い動物なのです。そんな彼らの魅力を伝えた上で、海に起こっている環境問題などを伝えると、「彼らのために、出来ることをしよう」と、幼い子から大人の方まで「ごみ拾ってくるね!」「明日から節電する」「友だちにも広めます」と様々な声があがります。
 一人ひとりの力は小さくても、みんなで集まれば大きな力を生む…イルカたちと共に生きる未来を考える仲間が増えてくれたら、それが私の喜びです。
 海にあるごみは、直接海に捨てられた物よりも、私たちの生活圏内から流された物が多いです。どこにいても、私たちの暮らしはイルカたちの暮らしとつながっているのですね。私たちは町に住むからこそ、海を想ってごみを減らすことが出来ます。暑い夏、青い海に心を寄せて、一緒にごみを減らしてみませんか?どんなに些細なことでも、必ず意味があります。皆さんと、この地球が青く輝く未来へ、共に歩んでいきたいです。

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アイサーチ・ジャパン 代表 相良菜央
https://twitter.com/ICERC_Japan

環境新聞 2020年8月19日号より転載
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