足元から始めるSDGs(3)できることをして地球市民として2030年迎える
読みもの|3.12 Tue

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ジョシエネLABOミニコラム
〜足元から始めるSDGs(3)〜
目標7:エネルギーをみんなに、そしてクリーンに(上)

できることをして地球市民として2030年迎える

 気象予報士で三児の母のジョシエネLABOメンバー、水渡です。母親向けのお天気講座や雲づくりワークショップなどを通じて防災や天気予報の見方などを子育て世代にお伝えしています。

 7月8月は目標7について書きます。2030年を目標年としているターゲットの一つとして「世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる」ことが掲げられています。2030年はすぐです。0歳の赤ちゃんが中学生になる時間経過です。世界を見渡すと、ヨーロッパ全体での再生可能エネルギーの比率は2017年には30パーセントを超えたとのことですが、一方、日本はおよそ15パーセントです。

 我が家はまず生活の中に再エネを浸透させることが大切だと考え、自宅の屋根にソーラーパネルを取り付けました。4.5kwhで売電が年間およそ18万円、毎月支払う電気代が平均4000円ほどです。ママ友へこのような具体的なお金の話をすると「ウチもつけようかしら、どうしたらいいの?」という気持ちになるようです。SDGsというと地球・世界規模の大きな話ですが『Think Globally Act Locally』の精神でまずはできることをして、チャンスがあればご近所の主婦層にSDGsの話題を提供しています。そのようなことを通して地球市民として2030年を迎えられたらと思っています。

 来月は気象予報士・生活者・母親の視点から、風や気温など自然の力を活用した省エネ生活について書きたいと思います。

ママ気象予報士
水渡敬子

環境新聞 2018年6月20日号より転載

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