【3分で読める】Weekly Sustainable News 11/19号
読みもの|11.19 Fri

TADORi編集室が注目していた今週のサステナブルに関連するニュースをお届けします!

目次

11/14:コーヒーも細胞培養で「持続可能」に フィンランドで開発

豆からひいたものではなく、バイオリアクター(生化学反応装置)の中で、温度や光と酸素の量を綿密に管理された上でコーヒーノキの細胞から培養されたコーヒーをフィンランドの研究チームが開発。研究チームは、培養コーヒーを大量生産した場合の持続可能性について分析しているが、従来のコーヒーを育てるより労働力やリソースは少なくて済むとみている。

参照:https://www.afpbb.com/articles/-/3374044

11/15:気候変動で影響受けるのは貧困地域…NYブロンクスで「被害格差」に怒りのデモ  

米ニューヨーク市で、気候変動により黒人やヒスパニック系など人種的少数派が多く暮らす地域が特に深刻な影響を受けているとして、改善を求めるデモが広がっている。同市では、9月の記録的豪雨の死者が低い土地の住民に集中したことも問題となった。デモの参加者らは政治や経済界が環境格差を放置していると主張し、低所得地域などへの集中的な投資を求めている。

参照:https://www.tokyo-np.co.jp/article/142829

11/16:EUの脱石炭、ブルガリア炭鉱労働者の不安

ブルガリアの炭鉱でこれまで12年間、働いてきたニコライ・ディネフ(Nikolay Dinev)さん(34)は将来に不安を感じている。ブルガリア、マリッツァ・イースト地区だけでも1万2000人が雇用され、ブルガリアの電気需要の3分の1以上を供給している。露天掘り鉱山と石炭火力発電所は、何十年にもわたって同地区最大の収入源だった。炭鉱の閉鎖はブルガリア全体に影響を及ぼすことが予想される。「炭鉱労働者だけではなく、彼らに頼っているすべての人々に影響する。うちの車の整備士も不安がっている」

参照:https://www.afpbb.com/articles/-/3375557

11/16:北欧発 ファッション×SDGs トークイベント11月25日(木)開催

気候変動がもたらす様々な問題への解決策が世界的に模索されるなか、ファッションやテキスタイル業界におけるサスティナビリティについても注目が高まっている。新しい商品を使ったら捨てる従来の直線型経済ではなく、循環するシステムをアパレルの世界でも構築できるのか──11月25日に開催されるイベントでは、新素材やサスティナブルファッションに詳しいノルウェー・フィンランド・日本の専門家がトークにご注目!

参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000045334.html

11/17:街のいたるところで、SDGsカラーに染まっている江戸川区。

9月25日から、およそ2カ月の期間、「SDGsを知る・理解する」を目的にした普及啓発イベント「SDGs Month in EDOGAWA」を行っている。

江戸川区・斉藤猛区長からの言葉「SDGsの理念で、『誰一人取り残さない』ということがあるが、江戸川区も『共に生きる街』、『誰もが安心して暮らせる社会』を目指している。SDGsをまずは知って、理解して、考えて行動する。そういう形になればいいなと思って。ことし1年は、SDGsをまず知っていただく、理解していただくことを意識した年にしたい」

参照:https://www.fnn.jp/articles/-/271413

11/17:あなたの家に古本は眠っていませんか?古本を通じた難民支援キャンペーンを11月19日(金)より開始

英国発のナチュラルコスメブランドLUSH(ラッシュ)は、2021年11月19日(金)から世界人権の日にあたる12月10日(金)までの3週間、古本回収を通して日本に暮らす難民支援を目的にしたキャンペーンを、日本全国の63店舗およびラッシュジャパンの国内3拠点で実施。

参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000493.000006160.html

11/17:EUが世界的な森林破壊に対する新しい計画を発表。

EUが世界的な森林破壊に対する新しい計画を発表。この計画がEUで承認されれば、EU加盟国が輸入するすべての商品に対し、森林破壊をしていない、かつ法的に取引されたものであることへの証明が義務付けられる。EUが特に注目している商品は大豆、牛肉、パーム油、木材、ココア、コーヒー。

参照:https://apnews.com/article/climate-business-european-union-european-parliament-deforestation-f017dc6c9d83bc21a4314cda31f057fb

11/18:廃タイヤを再利用するバッグブランド「SEAL」、暗闇でファスナーが光り夜間の移動を安全にするウエストバッグを新発売

株式会社モンドデザインが展開する、トラックの廃タイヤチューブをそのままの状態で再利用するバッグブランド「SEAL」より、夜間の移動を安全にする蓄光ファスナーを使用したナイトライドシリーズ「ウエストバッグ ナイトライドモデル」を11月18日(木)より直営店・オンラインストアで販売を開始。

参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000026462.html

TADORi編集部
TADORi編集部

来週もお楽しみに!

#持続可能な社会 #読みもの
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記事を作った人たち

タドリスト
廣瀬あかね
横浜出身、東京在住。国際教養大学在籍中。メンタルヘルスの医療化と新自由主義の影響について研究中。好きなことは読書、お絵かき、誰かと話すこと。最近は相席食堂にはまっています。