パートナーシップで持続可能な社会を。MADO贈呈式をタドル!
読みもの|11.26 Fri

11月11日、川崎市立平間小学校で、空気環境を可視化する「MADO」の贈呈式が行われた。持続可能な開発目標(SDGs)を推進すべく、教育、スポーツ、再生エネルギーの視点から社会課題解決に取り組む三者が、SDGsへの取り組みや今後の展望について意見を交わした。

廊下に掲示されている生徒のSDGsの取り組みが見えるポスター

プロフィール

佐川 昌広(サガワ マサヒロ)

川崎市立平間小学校校長。平間小学校は、「第4回ジャパンSDGsアワード」で特別賞「パートナーシップ賞」を受賞。「かわさきSDGsゴールドパートナー」にも認定されている。かつて「公害のまち川崎」と呼ばれていた川崎の町の環境状況をさらに改善するため、児童をはじめ教員やPTAも、SDGsに焦点を当てた取り組みを行なっている。

元沢 伸夫(モトザワ ノブオ)

株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース 代表取締役社長。川崎ブレイブサンダースは、「川崎からバスケの未来を」を掲げるB.LEAGUE所属の川崎のプロバスケットボールクラブだ。SDGsの取り組みにも率先し、SDGsについて考えるきっかけを提供するため、「&ONE」(アンドワン)や、川崎市の「地域の寺子屋事業」に参加している子ども向けに、「SDGs勉強会」を実施している。

大石 英司(オオイシ エイジ)

株式会社UPDATER代表取締役。UPDATERは、「第4回ジャパンSDGsアワード」で「SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞」を受賞。再生可能エネルギー事業会社として2011年に設立したUPDATERでは、あらゆる社会課題を解決するソーシャルアップデートカンパニーとして事業の多角化に取り組んでおり、エアテック事業「みんなエアー」では、MADOを提供している。

MADOとは

MADOは、空気質計測により空気環境を可視化し、データの分析・通知・アフターサポートまでを行うクラウドサービスだ。

提供されたデータをもとに換気やその他、状況に応じた対策を行うことを可能にする。

MADOは、「空気ちゃん」というキャラクターの表情で、児童にもわかりやすく空気の状態を示しているため、生徒自ら空気環境を把握し、窓を開けて換気をするなどの対策ができる。

平間小学校の教室に設置されたMADO。タブレット右のキャラクターが空気ちゃん。

MADO贈呈式

まず、SDGsの取り組みに力を入れる平間小学校校長佐川氏、DeNA川崎ブレイブサンダース代表取締役社長元沢氏、UPDATER代表取締役大石によりMADO贈呈式が行われ、元沢氏と大石から、平間小学校の児童へMADOが贈呈された。

元沢氏、大石からMADOを受け取る平間小学校児童の様子

MADOを受け取った児童は、「CO2濃度が上がったら、換気をしたい」「安心して授業を受けるためにできることが増えた」と話した。

MADO贈呈式では、みんなエアーの碓氷が、「空気ちゃんが泣かないように、MADOで空気環境を気にしてみてくださいね」と生徒たちに呼びかけた。

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換気をする児童の様子

二酸化炭素濃度が高い環境は、感染症対策のみならず、集中力やパフォーマンスを下げるなどの影響もあることから、平間小学校では、すでに複数の教室にMADOが先行導入されていたが、今後は全教室に設置される予定だ。

パートナーシップが生みだす未来

最後に、パートナーシップを活かした、今後の取り組みについて三者に伺った。

実証実験に向け意気込む関係者_左後ろから元沢氏、大石、佐川校長、UPDATER社員、前列左から平間 小学校生徒3名、UPDATER社員

佐川氏:「環境における取り組みに小学校に注目が集まり、子どもたちをはじめ、今後は川崎の町全体にSDGsへの取り組みを広めていきたい。MADOの導入により、子どもたちがCO2への関心を持つことができたので、今後は脱炭素に注力していきたい。」

元沢氏:「選手のクラブハウスなどでMADOを採用し、選手からもMADOは安心した環境を創生してくれると、好評なんです。我々だけでできることは限られてくるので、今後もこのパートナーシップを軸に、アスリート界に広める役割を果たしつつも、選手だけに限らずSDGsや安心した環境づくりにおける取り組みをアップデートしていきたい。」

大石:「人が摂取する物の約7割は空気にも関わらず無関心だった空気ですが、新型コロナウイルスの影響で、人々が空気に関心を持つようになりました。再生エネルギー事業やスポーツ、児童、保護者、地域など、パートナーシップを強化し、afterコロナに向け 空気の問題を解決していけたらと思います。また、このような学校が増えることを願っています。」

教育、スポーツ、再生エネルギー、異なる業界が一丸となった環境問題への今後の取り組みに今後も見逃せない。

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記事を作った人たち

タドリスト
Saemi
神奈川県湘南出身、東京在住。高校でフランスへ、大学でアメリカへ留学。ラテンの文化が大好きで、中南米6か国でのホームステイを自力で実現した。国際教養大学を卒業し、多様な価値観を尊重する社会づくりに貢献することを目標に活動中。