ペットボトルから作られたメガネ「PLAGLA」をタドる!
テレワークが増えて、メガネをかける機会が増えたという方も多いのではないだろうか?
筆者も視力はいいが、パソコンやスマホを見て勉強や仕事をする機会が多く、カットレベルの違うブルーライトカットメガネを2つ持っている。
もし、これからメガネを新しく買おうと思っている読者の方がいたら、ぜひ知ってほしいブランドがある。「PLAGLA」だ。
PLAGLAは付け心地やデザインへのこだわりはもちろん、最大の特徴はペットボトルをリサイクルして作られたメガネのフレームだ。
今回は、使い捨てというイメージが強いプラスチックをリサイクルして、長年使えるメガネへと進化させるPLAGLAをご紹介。
目次
PLAGLAとは?
PLAGLAとは、ペットボトルをリサイクルしてアイウェア製品を販売しているブランド。
つけているのを忘れてしまうほど軽量でしなやかなフレームと、シンプルで親しみやすいデザインが特徴だ。
ペットボトルは使い捨て、というイメージが強いが、PLAGLAではそんなペットボトルを長く使えるメガネに加工。500mlペットボトル約2本分から、一本のフレームが作られる。
また、レンズも海や土に自然分解されるバイオ素材(生分解性バイオポリマー)のレンズを採用。その他付属品も環境に配慮した素材を使っており、環境にとことんこだわっている。
ブランドに込められた想い
創業のきっかけ
PLAGLAがスタートしたきっかけは、サーフィン好きの創業者が、ビーチクリーンをしていて感じた廃棄の現状に気が付いたこと。海のそばに住む人たちは日課のようにビーチのごみを拾い、みんなが楽しく遊べるきれいな海を保とうと努力しているのに、流れ着くゴミの量は一向に減らない.…。
「拾うだけでなく、ゴミ自体を減らす努力をしなければこの問題は解決しない」
そんな思いが、リサイクル技術を利用して人と地球環境に役立つ商品の開発へと創業者を向かわせた。そして、試行錯誤の末に完成したのが、ペットボトル生まれのアイウェアブランド「PLAGLA」だ。
MEMO: 1週間にクレジットカード1枚分のマイクロプラスチックを食べている?
海に捨てられるプラスチックごみは海で暮らす生き物たちだけでなく、陸上に住む私たちの生活にも大きな影響をもたらしている。海に捨てられたプラスチックごみを誤って生き物が食べてしまう危険性、そして、海の中で細かく分解されて目に見えないほど小さくなったプラスチック、いわゆるマイクロプラスチックを吸収して体内にため込んだ魚を私たちが食べてしまう危険性がある。ある研究では、私たちの日々の生活で1週間にクレジットカード1枚分のマイクロプラスチックを食べているという報告も。(出典:“No Plastic in Nature: Assessing Plastic Ingestion from Nature to People.”)
名前の由来
PLASTIC(プラスチック)+GLASSES(メガネ)=「PLAGLA」
名前にプラスチックを入れたのは、『プラスチック=悪いもの』とネガティブなイメージばかりが先行しないようにという想いが込められているという。
さまざまな環境問題の中でプラスチックの廃棄は大きく取り上げられることも多いが、今の生活を便利で豊かにしてくれているのも事実。プラスチックの廃棄をすぐにゼロにすることはできなくても、今より良い使い方、廃棄の仕方でプラスチックと向き合っていきたいというポジティブな創業者の想いが溢れるネーミングとなっている。
商品詳細
アイウェア製品はサングラス、ブルーライトカット、リーディンググラスの3ジャンル。外出から日々の仕事までさまざまなシーンで活用できる。